背筋をもっとも効率よく鍛える方法、それは「懸垂」だ!
懸垂というと、ジムや公園の鉄棒がないとできないと思っている人もいるかも知れないが、「懸垂マシン」を使えば自宅でしっかりと鍛えることができる。
そして、懸垂は背筋だけでなく腕や肩、腹筋などもまとめて鍛えることができるので、とても効率が良いトレーニングなのだ!
ただし、懸垂マシンを選ぶ際に1点だけ注意点がある。
それは、「懸垂バーの持ち手グリップの形状」だ。
通常の懸垂マシンは水平にしか握れないため、順手(ノーマルハンド)、逆手(リバースハンド)でしか握れない。
しかし、”垂直”のグリップハンドルがあれば、垂直(パラレルグリップ)で握ることができるのだ。
懸垂は、グリップの握る向きを変えることであらゆる箇所の筋肉を鍛えることができるようになる!
そのため、ここはゆずれない点だ!
そこでここでは、自宅で背筋を鍛えるのに最適な「パラレルグリップで懸垂ができる懸垂マシン」を紹介していくことにする。
懸垂マシン超おすすめ5選!パラレルグリップで懸垂できるものがベストだ!
ここでは、私が選んだおすすめの懸垂マシンを紹介していくぞ!
選んだ基準は
- パラレルグリップ(垂直)で懸垂できる
- 実績と信頼性
- 懸垂以外のトレーニングが可能かどうか
- 価格
- レビュー
- できればプッシュアップバーが付いていない
などだ。
私の超おすすめは「WASAI(ワサイ) 懸垂マシン」!
私が買うならこの「WASAI(ワサイ) 懸垂マシン」で決まりだ!
私がこの「WASAI(ワサイ) 懸垂マシン」を選んだポイントは
- パラレルグリップでの懸垂が可能!
- Amazonレビュー評価が高い!
- 組み立てが他の懸垂マシンに比べて簡単!
- プッシュアップバーがついていない!
などだ。
特に「プッシュアップバーが付いていないこと」は地味に嬉しい!
実は私は、懸垂マシンのプッシュアップバーは非常に危険だと思っている。
懸垂が終わって床に着地する時に誤って踏んで足を捻挫する可能性があるからだ。
もちろん、フレームを踏むだけでもケガのリスクはあるが、上に大きく飛び出したプッシュアップバーは懸垂時だけでなく部屋を歩いている時に足を引っかける可能性もあるのだ。
これは本当に危険だと思う。
どうしてもプッシュアップバーが使いたいなら、懸垂マシンとは別にプッシュアップバーを買うべきである。
安いものなら1000円以下で買えるぞ!
それに、プッシュアップは腕を置く位置や向きで大胸筋や背筋にかかる負荷をコントロールできるのが最大の売りだ!
そのため、位置が固定されている懸垂バーのプッシュアップバーにあまり価値は感じない。
なので、プッシュアップバーが付いていないこの「WASAI」の懸垂マシンを1番に選ばせてもらった。
もちろん、それ以外の基本スペックも充分!
耐荷重150㎏、高さ調整は10段階で調節可能!
また、アームレストや背もたれも付いているので、レッグレイズやディップス、ニーレイズ、ヒップレイズなどのトレーニングも可能だ!
長い目で見れば、この「WASAI」の懸垂マシンのメリットがよく理解できるはずだ!
- 高さ10段階調節可能!
- 垂直グリップ(パラレルグリップ)がある!
- 低価格!
- 高さ220㎝まで対応!
- 耐荷重150㎏!
- プッシュアップバーが付いていない!
BARWING(バーウィング) 懸垂マシン
次にオススメするのがこの「BARWING(バーウィング) 」の懸垂マシン!
実は、これも1位にしたいくらい良い懸垂マシンだ!
では、なぜ2位なのかというとプッシュアップバーが付いていることと超人気商品のため頻繁に在庫切れになるからだ。
人気があるので仕方ないのだが、今すぐ欲しい人にはオススメできないため、あえて2位にさせてもらった。
この「BARWING」の懸垂マシンは、トップフレームの形が凹型になっているのが最大の特徴!
なので、懸垂をする時にバーをよける必要がなくストレスなくトレーニングできるのだ!
また、トップフレームの握る位置を変えることで、パラレルグリップでの懸垂も可能だ!
そのため、まんべんなく背筋を鍛えることができるので、トレーニング効率が一気に上がるぞ!
そして、アームレストのバーの位置も調節可能、さらに背面クッションの位置も調節できるので、自分のベストポジションでトレーニングすることが可能だ!
しかも、耐荷重は驚異の250㎏! 大柄な男性がぶら下がってもびくともしないぞ!
ちなみに、私の兄はこの「BARWING」の懸垂マシンを買った。
- パラレルグリップで懸垂できる!
- 高さ11段階調節!
- 400㎜厚の3D背面パッド&アームクッション搭載!
- マルチバー付き!
- 4WAY懸垂バーでがたつきにくい!
- 価格が安い!でも作りは良い!
STEADY(ステディ) 懸垂マシン [メーカー1年保証]
3番目は「STEADY(ステディ) 懸垂マシン マルチジム」!
こちらの懸垂マシンは、 サマースタイルアワード、King of Kingsなどのフィットネスコンテストで3度日本一に輝いたプロのパーソナルトレーナー坂本季生氏と共同で製品開発されている商品だ。
もちろん、懸垂バーの必須条件である「パラレルグリップ」用の垂直グリップもあるので、鍛えられる筋肉の幅が一気に広がるぞ!
そして、懸垂だけでなくディップス、ヒップレイズ、プッシュアップなど多様なレーニングができるぞ!
また、安心の1年間保証も付いているので、初めての懸垂マシンとしても最適だ!
ただ、大きな欠点がひとつ…。
懸垂の着地点付近にフレームが設置されていること!
真下に下りれば大丈夫かも知れないが、少しでも前に着地するとフレームを踏んでしまう恐れがある。
これは、懸垂マシンとしては致命的な設計ミスではないのか?
なので、あえて3位とさせてもらった。
また、プッシュアップバーも付いているが、私としては不要だ。
基本性能が高いだけに残念だ。
- 本体サイズ:幅約68CM×奥行約95CM×高さ約186CM~207CM
- 肘置きクッションあり!
- 7段階の高さ調節が可能!
- プロのパーソナルトレーナー解説動画有!
- 1年保証!30日の返品保証!
【国内メーカー】TEDDY WORKS FITNESS ワークアウトジム LIFT TW002
この「TEDDY WORKS FITNESS ワークアウトジム」も垂直ハンドルが付いているため、パラレルグリップでの懸垂が可能だ!
さらに、この「TEDDY WORKS FITNESS ワークアウトジム」はベンチ(別売り)をつけることができる!
なので、懸垂だけでなくダンベルやバーベルを使ったトレーニングも行いたい方に特にオススメだ!
また、フレームにはバーベルのバーをかけるフックも付いているぞ!
なので、ダンベルやバーベルを持っている人であれば、別売りベンチを付ければこれ一台でほとんどすべてのトレーニングを完結することができるのだ!
将来的にダンベルトレーニングも行いたい方は、この懸垂マシンが特にオススメだ!
もちろん、ベンチを付けなくても他の懸垂マシン同様、チンニング、レッグレイズ、ディップス、プッシュアップなどのトレーニングはできるぞ!
- 商品サイズ :縦90㎝×幅65㎝×高さ172~222㎝
- 別売りベンチを取り付けることができる!
- トレーニングベンチを購入予定の人にもオススメ!
WASAI パワーラック懸垂マシン マルチジム MK680
最後に紹介するのは「WASAI マルチジム MK680」だ。
このの懸垂マシンも「頭が抜ける凹型のトップフレーム」となっているぞ。
懸垂するときに懸垂バーが邪魔にならないので、ストレスなくトレーニングできるのだ!
また、垂直のグリップも付いているためパラレルグリップでの懸垂も可能!
なので、背筋のあらゆる部位に刺激を与えることができ、効率よく背筋を鍛えることができるぞ。
そして、アームレストも付いているので、レッグレイズ、ディップス、プッシュアップ、腹筋、胸筋、腕、ヒップ、ウエストの力を鍛えたい方など、全身をまんべんなく鍛えることができる。
さらに、この懸垂マシンはバーベルをセットしてパワーラックとしても使用することができる優れもの!
なので、バーベルスクワットなどのバーベルを使用したトレーニングまでできてしまうのだ!
この懸垂マシンにベンチを追加すれば、自宅にマルチジムを構築することができるぞ!
予算に余裕がある方や、一台でマルチにトレーニングしたい方に特におすすめだ!
- 本体サイズ: 103㎝×104㎝×208㎝
- 耐荷重: 150kg
- 凹型トップフレームで懸垂しやすい!
- バーベルをセットできるのでパワーラックとしても使用できる!
懸垂マシンの選び方
パラレルグリップで懸垂できるものを選ぶ!
現在市販されている懸垂マシンは、そのほとんどが「水平のバー」となっている。
そのため、グリップの握り方は「順手(ノーマルグリップ)」と「逆手(リバースグリップ)」しかできない。
しかし、懸垂のやり方には大きくわけて3つある。
- 順手(ノーマルハンド)…肩、上腕三頭筋、広背筋など
- 逆手(リバースハンド)…上腕二頭筋、大胸筋、広背筋など
- 垂直(パラレルグリップ)…上腕二頭筋、上腕三頭筋、広背筋など
つまり、それぞれの握り方で筋肉への負荷のかかり方や部位が変わるため、実はグリップの形状は非常に大切なのだ。
ジムにある懸垂マシンを見ればわかるが、水平のグリップだけでなく垂直に握れるグリップが必ず付いているぞ。
どうせ同じ懸垂をするのであれば、より効率よく上半身を鍛えることができる方が良いに決まっている。
なので、懸垂マシンを選ぶ際は垂直に握れるグリップが付属した「パラレルグリップ」で懸垂できるものがベストだ!
懸垂以外のトレーニングができるものを選ぶ!
昔に流行った「ぶら下がり健康器」と言えば、ただぶら下がるだけだったが、近年の懸垂マシンはぶら下がるだけでなく、懸垂をはじめ様々なトレーニングができるようになっている。
例えば、肘置きが付いたモデルならディップスやレッグレイズなどができる。
また、ベンチが付いていたりバーベルをセットできたりするものまであるぞ!
懸垂マシンはそれなりに場所を取るので、ひとつのトレーニングだけしかできないと部屋の効率が非常に悪くなってしまう。
なので、懸垂マシンを選ぶ際は、懸垂以外のトレーニングもできるかどうかも視野に入れた方が良いだろう。
作りがしっかりしているものを選ぶ!
懸垂をするとなると、自分の全体重を懸垂マシンに預けることになる。
仮に、もし懸垂をしている時にフレームが折れたりしたら大けがをするかも知れない。
なので、懸垂マシンを選ぶ際は最低でも耐荷荷重100㎏以上のしっかりとした作りの物を選ぶことを強くオススメする。
できれば150㎏以上のものがベストだ!
低価格でも良い懸垂マシンは手に入る!
実は、懸垂マシンは安いものだと7000円台でも買えてしまう。
逆に、高いものでは5万円くらいするものもある。
しかし、何でも高いものを買えば満足できるかと言えば、そうとも限らない。
一番大切なのは、価格に見合った機能や性能なのだ!
特に私は、同じ機能があるのなら安い方が良いと思っているので、価格、実績、口コミなどを参考に適正な価格の懸垂マシンを選んでいるつもりだ。
ここでも紹介しているが、おおむね15000円程度で手に入るもので充分だろう。
懸垂で手を痛めないために
懸垂は、自分の全体重が手のひらにかかってくる。
そのため、初めて懸垂をする人や手のひらの皮が柔らかい人、体重が重い人などは、手にマメが出来たり、場合によっては皮がめくれたりすることもある。
なので、懸垂初心者は懸垂をする時にトレーニンググローブを着けることをオススメするぞ。
トレーニンググローブは、ダンベルやバーベルを扱う人は必ず着けるが、懸垂をする時にもオススメできるアイテムだ。
安いものなら1000円以下で購入できるので、買っておいて損はない。
オススメのグローブはこちらで紹介しているぞ!
懸垂マシンにデメリットはないのか??
背筋だけでなく、上半身を効率よく鍛えるためには懸垂マシンによる懸垂が一番効率的だ。
しかし、懸垂マシンにもデメリットがまったく無いわけでないので、ここで紹介しておく。
大きすぎる
懸垂マシンの最大のデメリットは「大きすぎる」ことだろう。
きっと、非常に多くの人が「部屋に置くスペースがない」ことを理由に購入をためらっているはずだ。
懸垂マシンのサイズは、設置スペース的にいうと1m×1.5mくらいは欲しいところだ。
なので、家族で共用している部屋の場合、まず奥さんに反対されるだろう(笑)。
実は、私も設置スペースの問題でまだ懸垂マシンを購入することができていないのだ。
現在使用中のトレーニングベンチもあるため、考え中なのだ。
そのため、現在は仕方なく突っ張り棒タイプの懸垂バーを使っているぞ。
突っ張り棒タイプの懸垂バーは、私のように懸垂マシンを置くことができない人がどうしても家で懸垂したい時に使うと良い。
組み立てがそこそこ大変
懸垂マシンはその特性上、分解した状態で自宅に届く。
そのため、商品が届いたら自分で組み立てないといけないのだ。
まぁ、通常の男性であれば何の問題もなく組み立てることができると思うが…。
ただ、懸垂マシンに付属している貧弱な工具だけでは組み立てに苦労する。
なので、スパナやドライバー、ショックハンマーなどがあると組み立てがはかどると思うぞ。
ちなみに、スパナでボルト・ナットを締める場合、同じサイズが2つ必要になる。
なぜなら、ボルトとナットそれぞれにスパナを当てないといけないからだ。
そのため、スパナセットを購入する場合2セット購入するか、あるいはサイズが変更できる「モンキーレンチ」を1つ買っておくことをオススメする。
そして、スパナ(メガネレンチなども含む)とモンキーレンチでボルト・ナットを締め付ける場合、ボルト側にモンキーレンチ、ナット側にスパナを当てて、ナットだけを回すようにして欲しい。
こうすることで締め付け加減もわかりやすくなるぞ!
処分に困る
懸垂マシンは組み立てると非常に大きくなるので、処分する際にそのまま廃棄することができない。
つまり、すべてをバラバラにしてからでないと捨てることができないのだ。
また、ばらした状態でもそれなりに大きさがあるので、粗大ごみとして出すしか方法はない。
重さも15㎏~30㎏程度あるので、運ぶのも一苦労だ。
また、仮にヤフオクやメルカリで売ろうと考えても分解、梱包の手間は相当なものだ。
なので、しっかりと体を鍛えていくつもりがないのなら、とりあえずは懸垂バーで様子を見ても良いかもしれないぞ。
床の保護も必要かも
懸垂マシンは、そこそこ重量がある。
そのため、畳などにそのまま置くと畳が凹んだり傷つけたりする可能性がある。
そのため、畳などの柔らかいところに設置するのであれば「床保護用のマット」を敷いた方が良いだろう。
もちろん、フローリングの床でも傷がついてしまうリスクは有るので、安全に懸垂マシンを使用したいのであれば床保護用のマットはあったほうが良いかも知れないな。
まとめ
背筋を鍛えるなら懸垂だ!最強懸垂マシンおすすめ5選!パラレルグリップで懸垂できるものがベストだ!いかがだっただろうか?
懸垂は、背筋を鍛えるには最強のトレーニングだ!
そして、「パラレルグリップ」で握れる懸垂マシンは、上半身をまんべんなく、そして効率よく鍛えることができる。
なので、どうせ懸垂マシンを買うのならパラレルグリップで懸垂できる懸垂マシンを選ぶべきだ!
また、懸垂などのぶら下がってのトレーニングは腰に負担をかけないので、私のような腰痛持ちの人に特におすすめだぞ。
さらに、ぶら下がるだけで筋肉や筋膜、筋を伸ばすことができるため、ストレッチ効果もあるのだ。
なので、肩こりや首のこりなどに悩んでいる人にもオススメだぞ。
パラレルグリップで握れる懸垂マシンを使って、ゴツイ背筋を手に入れてくれ!
パラレルグリップで握れる懸垂マシンオススメ一覧
商品イメージ | |||||
商品名 | WASAI | BARWING | STEADY | TEDDY WORKS FITNESS | WASAI |
垂直グリップ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
凹型フレーム | ✖ | 〇 | ✖ | ✖ | 〇 |
マルチトレーニング | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | ◎ |
設置寸法 | 800×102 | 725×960 | 680×950 | 650×900 | 1040×1030 |
最大高さ | 2200 | 2330 | 2070 | 2220 | 2080 |
耐荷重 | 150㎏ | 250㎏ | 150㎏ | 100㎏ | 150㎏ |
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