たくましい腕を手に入れたくて、ダンベルでのトレーニングを考えている人も多いだろう。
しかし、ダンベルにはたくさんの種類があるため、どれを選んだら良いのかわからない人も多いと思うのだ。
腕を鍛えるダンベルを選ぶときのポイントは、将来的にレベルアップしても使い続けることができる「可変式ダンベル」を選ぶことだ。
なぜなら、中途半端なダンベルを買ってしまうと、途中で重さが物足らなくなったり自分のやりたいことができなかったりするからだ。
さらに、ダンベルは腕だけでなく全身の筋肉を鍛えることもできるため、実は腕だけを鍛える目的でダンベルを選んでしまうと、必ず後で後悔することになる。
そこでここでは、腕を鍛えるのに最適で、かつ全身のトレーニングにも使えるダンベルを紹介していくことにする。
私が腕を鍛えるためにダンベルをオススメする理由
私が、腕の筋肉を鍛えるためにダンベルをオススメするのには理由がある。
腕の筋肉の代表と言えば、力こぶの筋肉である「上腕二頭筋」と上腕二頭筋の裏側にある「上腕三頭筋」だ。
上腕二頭筋を鍛えるトレーニングと言えば、「ダンベルカール」が一番有名だろう。
また、上腕三頭筋を鍛えるトレーニングと言えば、「ダンベルフレンチプレス」「ダンベル・トライセプスキックバック」だ。
これらのトレーニングは腕立て伏せなどの自重トレーニングよりも効果的に腕の筋肉を鍛えることができるため、筋トレ上級者も行っているトレーニング方法だ。
なので、効率よく腕の筋肉を鍛えたいのであれば、ダンベルによるトレーニングがオススメだ!
ダンベルの選び方
では、実際にダンベルで腕の筋肉を鍛えるにはどのようなダンベルを選べば良いのだろうか?
ここではダンベルの選び方について説明していく。
ダンベルの種類
ダンベルには、重さを変えることができない「固定式ダンベル」と自由に重さが変えられる「可変式ダンベル」がある。
各々に一長一短があるため、よく理解した上でダンベルを選んで欲しい。
固定式ダンベル
固定式ダンベルは、その名の通り重さが固定されているダンベルのこと。
なので、自分の筋力に合った重さのダンベルを準備する必要がある。
そして、筋力アップして今の重さでは物足らなくなったときは、新しくダンベルを買いなおさなくてはならない。
なので、しっかりとトレーニングをしていくつもりなら、次に紹介する「可変式ダンベル」の方が結果的に安くつくかも知れないぞ。
可変式ダンベル
可変式ダンベルは、その名の通り重さが変えられるダンベルのことだ。
可変式ダンベルには大きくわけてふたつのタイプがある。
自分の好みの重さのウェイトをシャフトに付け替える「シャフト式」のダンベルと、ピンを抜き差ししたり、グリップを回したりするだけで重さがワンタッチで変えられる「ワンタッチ式」のダンベルだ。
シャフト式
シャフト式は、シャフトにウェイトを取り付けて、自分の好みの重さにセットできるダンベルだ。
そのため、筋力の弱い初心者から筋トレ上級者まで誰でも効率よく腕の筋肉を鍛えることができるぞ。
もちろん筋力アップしたら、ウェイトを重いものに付け替えるだけでOK!
しかし、デメリットもある。
ウェイトを交換するとき、毎回スピンドルねじを回して外さないといけなくて、これが思いのほか面倒なのだ。
なので、私のオススメする可変式ダンベルは、次に紹介する「ワンタッチ式」の可変ダンベルだ。
ワンタッチ式
ワンタッチ式の可変ダンベルは、その名の通り「ワンタッチで重さが変えられる」ダンベルのことで、ピンの抜き差し、あるいはグリップを回すだけで重さが変えられるため、腕のトレーニングが非常にスムーズにできるようになるぞ!
特に、1セット目、2セット目、3セット目をウェイトを変えながら行うサーキットトレーニングなどでは非常に重宝するだろう!
価格は高めだが、どうせ買うなら今後買いなおす必要がないワンタッチ式の可変ダンベルが断然オススメだ!
腕を鍛えるダンベルの重さは?
腕を鍛えるのに最適なダンベルの重さはどれくらいがいいのだろうか?
これは、その人の筋力によって大きく変わってしまう。
筋肥大を目的に筋トレを行うなら「10回×3セット」がギリギリできる重さで行うのが良い。
そして、10回×3セットが簡単にこなせるようになったら少し重さを上げてみると良いだろう。
ちなみに私は、3か月後には10㎏でダンベルカールを行っていた。
ただ、正しいフォームで行わないと目的の筋肉をしっかりと鍛えることができなくなるため、むやみやたらに重いダンベルでトレーニングするのは逆効果になるので注意して欲しい。
ダンベルで鍛えるべき腕の筋肉
上腕二頭筋
上腕二頭筋は、腕を曲げたときに膨らむ筋肉で、俗にいう「力こぶ」だ。
きっと、腕の筋肉で一番イメージするのがこの筋肉でだろう。
しっかり鍛えて男らしい腕を手に入れたいものだ。
上腕三頭筋
上腕三頭筋は力こぶの裏側の筋肉(二の腕)で、あまり意識をしたことがない人が多いだろう。
しかし、実は上腕三頭筋をしっかり鍛えないと、太くたくましい腕にはならないのだ。
上腕三頭筋がしっかり鍛えられていると
「この人、トレーニングしてるな…」と思われるぞ!
逆に、力こぶばかり主張する人は
「コイツ、わかってねーな…」と思われてしまうだろう(笑)
なので、力こぶだけでなく、三頭筋もしっかりと鍛えていくことがモテるオヤジの必須条件なのだ!
前腕筋群
前腕筋群は、肘から手首までのいわゆる「前腕部分」を構成している筋肉のことをいう。
腕力というよりは、握力に関係している筋肉だ。
半袖になると必ず人に見られる部分なので、前腕がしっかり鍛えられていると「コイツ、只者ではないな…」という雰囲気を作ることができる(笑)
しかし、最初のうちは特に意識して鍛える必要はないだろう。
なぜなら、前腕は重いダンベルを持つだけで自然に鍛えられていくからだ。
ちなみに私も、特に前腕のトレーニングはしていない。
重いダンベルを持っているだけでそれなりに鍛えられていくため、それほど意識する必要はないだろう。
腕を鍛えるのに最適なダンベル!おすすめ5選!
ここで私が選んだダンベルの条件は
- 可変式ダンベル
- ワンタッチ式
- レベルアップに対応している
- なるべく安く!
などだ。
特に、レベルアップに関しては、腕の筋肉だけでなく最終的に全身の筋肉も鍛え上げることができることを目標に置いている。
そのため、腕の筋肉を鍛えるためだけにはかなりオーバースペックだと思うかも知れないが、無駄な投資をしなくても良いようにと選んだつもりだ。
妥協のないダンベル選びをしたいなら、これで決まりだ!
TOP FILM 可変式ダンベル 26kg ブロックダンベル 可変式 ダンベル (5~26kg) [1年保証]
私が一番にオススメするのはこの「TOP FILM 可変式ダンベル」だ!
この「TOP FILM 可変式ダンベル」はブロックダンベルというちょっと変わった四角いダンベルだ。
最大の特徴は、サイドのロックピンを差し替えるだけで、あっという間にウェイトの変更ができてしまうことだ!
そして、重さも5㎏から調整できるので、重たい負荷を扱ったことのない初心者にもオススメなのだ。
また、見た目からわかると思うが、このダンベルにはシャフトが存在しないので「オンザニー」ができる!
「オンザニー」とは、ベンチに座った時にダンベルを太ももあたりに一度乗せる動作を言う。
トレーニングベンチを使って胸の筋肉を鍛える「ダンベルプレス」などを行う時、一度太ももあたりにダンベルを置かないと、ベンチに寝転がることができないのだ。
なので、腕の筋肉だけでなく、いずれは高重量のダンベルでダンベルフライやダンベルプレスをすることを視野に入れれば、ブロックダンベルはベストチョイスという訳だ。
ダンベルは、一度買うとそう何度も買い替えるものではない。
なので、最初のダンベル選びこそ妥協しないことが失敗しないポイントなのだ!
- これ1つで5kg~26kgの重量調節がストッパーを差し替えるだけで簡単にできる!
- 「オンザニー」ができる!
- 幅広く重量調節できるので体力差のある家族内でも使用可能!
- Amazon評価★4以上:92%
可変式 クイックダンベル/ブロックダンベル 最小3kgから最大40.5kg
次にオススメなのが「Taimonik ブロックダンベル」。
こちらのダンベルもブロックダンベルだ。
こちらは、最小3㎏から22㎏まで調整が可能なので、筋力に自信のない方やご家族で使ってみたい方にオススメだ。
もちろん、「オンザニー」ができるため、腕だけでなく胸や背中など、全身を鍛えることができるぞ!
- これ1つで3kg~22kgの重量調節がストッパーを差し替えるだけで簡単にできる!
- 「オンザニー」ができる!
- 幅広く重量調節できるので体力差のある家族内でも使用可能!
- Amazon評価★4以上:81%
フレックスベル 正規品 20kg 2個セット 可変式 ダンベル 片手で6段階重量変更 【1年保証】
こちらの「FlexBell可変式ダンベル」は、グリップを回転させるだけで重さの変更ができる優れものだ!
なので、ウェイトの付け替えは必要ない。
重さは、2kg-4kg-8kg-12kg-16kg-20kgの6段階の変更が可能なので、初心者から上級者まで使うことができるぞ。
四角いダンベルがイマイチ…という人はこちらを選んでくれ!
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マッスルジーニアス(Muscle Genius) 可変式 ダンベル 2個セット MG-AD15 8段階調節(1kg~15kg)
この「Muscle Genius 可変式 ダンベル」は、1㎏~15㎏と少し軽めの可変式ダンベルだ。
このダンベルは、ウェイトの外側のダイヤルを回すことで簡単に重さを変更することができる。
重さが1㎏から調整できるので、筋力に自信のない人でも簡単に取り扱うことができるぞ!
初めてのダンベルにも最適だ!
- これ1つで1kg~15kgの重量調節がグリップを回すだけで簡単にできる!
- 「オンザニー」ができる!
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パワーブロック SP50 (23kg×2) 可変式ダンベル 9段階(約5ポンド刻み)
実は、こちらが本家本元!
この「パワーブロック SP50」はブロックタイプの可変式ダンベルの正規品だ。
なので、価格も少し高めの設定になっている。
しかし、商品のクオリティーは最高で、Amazon評価★4以上がなんと94%!
65000円もする商品でありながら、これほどの高評価を得るのは凄すぎだ!
なぜなら、人は高いお金を払うと、その分商品を見る目も厳しくなるからだ。
それでもこれだけの評価を得られる訳なので、さすがに「本家本元」と言ったところだろうか。
間違いのない商品を求めるなら、この「パワーブロック SP50」 で決まりだ!
- こちらが本家「パワーブロック」!
- これ1つで4.5kg~23kgの重量調節がピンを差し替えるだけで簡単にできる!
- 「オンザニー」ができる!
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- Amazon評価★4以上:94%!
まとめ
腕を鍛えるのに最適なダンベル!おすすめ5選! いかがだっただろうか?
腕を鍛えるダンベルと言うと、小さなもの、軽いものをイメージしがちだが、実は筋力は思いのほか早く付いてくる。
なので、中途半端なダンベルを買うとすぐに物足らなくなってしまう。
つまり、最初のダンベル選びこそ真剣に、そしてじっくり選ぶことが重要なのだ。
ここで紹介したワンタッチ式の可変ダンベルなら、レベルアップしても他の部位を鍛えるにしても充分に対応できるぞ!
ワンタッチ式の可変ダンベルで、強靭な肩を作り上げようではないか!